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ヤンバルクイナアリンク集

地元の人々にアガチ、アガチャ(「慌て者」の意)、ヤマドゥイ(「山の鳥」の意)等の名で知られていたが、1981 年になって玉城長正により発見後、新種として発表され、広く一般に知られるところとなった。 沖縄本島の北部のジャングルを生息域とする固有種で、和名はこのジャングルを地元でヤンバル(山原)と呼ぶことに由来する。ヤンバルクイナを保護する活動が、沖縄で行われている。

成鳥は全長約30cm。メスもオスもほぼ同じ体格、色、模様をしている。背、尾、翼上面は褐色で、額から頭上にかけて灰褐色。喉や顔は黒く、目の真下から側頸部にかけてとても目立つ白線がある。頸から腹にかけて白と黒の細かい横縞模様があり、がっちりした長い嘴、長く太い脚、眼の虹彩は鮮赤色をしている。嘴は先にかけてやや白味がかっている。翼は退化しており体重に比べて翼面積が小さく羽ばたきに必要な筋肉も発達していないため、日本で唯一の無飛翔性の(飛ばない)鳥となっている。対照的に脚の筋肉はよく発達しており茂みの中を走ることができ、地上生活への適応を示している。 寝る時は木の上で眠っている。 ヒナは黒い羽色で脚が太く、卵から孵化後間もなく立ち上がり歩き回ることができる。

ヤンバルクイナは、大きさ、羽色、模様などがフィリピン諸島、スラウェシ島、ニューギニア北西部などに分布するムナオビクイナ(Gallirallus torquatus)に似ており、近縁種であると考えられる。また、ヤンバルクイナは、パプアニューギニア固有種のニューブリテンクイナ(Gallirallus insignis)、2004年にフィリピンのカラヤン島で発見された新種のカラヤンクイナ(Gallirallus calayanensis)とも近縁種であると考えられている

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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